Microsoft NPO Day 2010 地域別ミーティング(藤沢・7/27、8/7)実施報告


Microsoft NPO Day 2010 地域別ミーティング(藤沢)
【A】
日時:2010年7月27日(火)13:30~15:30
会場:藤沢市市民活動推進センター 交流スペース
【B】
日時:2010年8月7日(土)13:30~16:00
会場:藤沢市市民活動推進センター 会議室A

主催:藤沢市市民活動推進センター
記録:竹中翔子(藤沢市市民活動推進センター)

【A】「今、NPOに必要なITのチカラ」実施内容
1.『マイクロソフト株式会社の社会貢献活動』
(マイクロソフト株式会社 西堀 華子氏 )
マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)の社会貢献部では「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を最大限に引き出すための支援をすること」という企業ミッションのもと、NPOの可能性を拡げるため3層に分かれて進められています。
■1つ目の層:テックスープでのソフト寄贈により、団体運営への環境支援を行っている。
■2つ目の層:IT支援の人材育成を行っている。NPO Dayもその取り組みのひとつ。
■3つ目の層:助成金プログラムは、今年は133団体中5~6団体に助成。倍率が高い。
今回はこの内の2層目に当たり、「地域でITサポートを行う人の、スキルアップとネットワークを構築したい」と本イベントの趣旨を説明しました。

2.『ここまで出来るOffice2010』
(特定非営利活動法人日本NPOセンター 吉田 建治氏)
Office2010の新機能紹介では「NPOでどう活用できるのか」をテーマに、デモンストレーションを行いました。はじめに、NPOはなぜIT化すべきなのか?という観点から、以下の3つの理由を挙げ、それぞれの活用法を紹介しました。
(1)情報発信力の強化 (2)事務の効率化 (3)多くの人の参加
各ソフト共通の新機能として、図・テキストの効果、自動保存設定、リボンのカスタマイズ等、広報や事務作業に役立つ新機能の説明がされました。また、NPOの活動に合わせ、Windows Live SkyDriveが紹介されました。インターネット上でのファイル共有が可能になり「複数人での会報作成等、多くの人の参加が期待できる」と活用法の具体例を挙げました。

3.『ソフトウェア寄贈プログラム「TechSoup Japan」~ITの力をNPOの力に』
(特定非営利活動法人日本NPOセンター 吉田 建治氏)
マイクロソフト、アドビシステムズ、シマンテック各社からソフトウェアの寄贈を受けられる「TechSoup Japan」の申請方法が説明されました。申請時の注意を交えながら「積極的に申請をして欲しい」と伝えました。

4.『質疑応答&体験!!Office2010』
各グループに分かれ、実際にOffice2010を操作し、講師への質問を行いました。ITサポートクラブでは積極的な意見交換がなされ、活用に向け意欲が伺えました。質問には、SkyDriveとSharePoint Workspaceの違い、Word、PowerPoint等の画像処理、ブロードキャストスライドショー等、新機能の操作方法に集中しました。また、NPOへのマイクロソフトの姿勢について等、団体からの期待も見えた質疑応答となりました。

【B】「パワポでプレゼン」講座実施報告書
Power Pointのアプリケーション起動から、まず、白い背景の中にテキストを入力するところから始めました。通常、パワーポイントの講座ではデザインから選ぶことが多いが、今講座では、デザインよりもまず「言いたいことを書くこと」が重要となると説明が加えられました。スライドのテンプレートの選択では、パソコン内に気に入ったテンプレートがない場合は、Microsoft Office onlineからダウンロードする方法を紹介しました。
講座内では、Office2003をメインに使用しましたが、Office2010との違いをプロジェクターで投影し、両バージョンの違いを説明しながら進められました。アンケートでは、「Power Pointが身近になった」という声をいただきました。

<3>所感
本イベントでは、単発で講座等を行ってもその場限りのことにならないよう、講座後も地域でサポートを受けられる仕組みを作ることが期待されています。今回の研修では、センタースタッフ及びITサポートクラブとして、IT活用への意識強化を行うことができました。
しかしながら、実際の活動団体のIT活用は、チラシ、会報誌、助成金のプレゼン資料の作成等、基本的な操作がほとんどです。今回、新しいソフトや機能を提案することが、必ずしも活動団体に求められているわけではないということが分かりました。中間支援センターとして、新しい機能のIT活用の提案だけでなく、活動団体の目線に立ち、的確にアドバイスが行えるような支援が必要だと感じています。
サポートクラブ体制でIT支援を行っている今、ITサポートクラブとの目的共有をしっかりと行うことが、地域のNPO支援にもつながると考えます。今後は、ITサポートクラブとの目的共有に努め、連携体制をより強化し、IT活用の提案やサポートを行いたいと考えています。

記録提供:竹中翔子さん(藤沢市市民活動推進センター)