交流研修事業

マルチステークホルダー・プロセスの推進、地域主権推進に合わせた市民参画機会の増加、NPOの財源多様化促進など、そのときに必要なテーマを設定して、NPO、企業、自治体向けに、交流の場の提供や、研修を行っています。

市民セクター全国会議

NPO法人をはじめとして、公益法人、社会福祉法人、労働組合、生協など「市民セクター」を構成する団体を対象として、「市民社会を創出する」という視点から社会課題の解決にむけ、分野を超えて対話・発信できる場として2002年から隔年で開催しています。
毎回多彩な登壇者を招き、500名規模の参加があります。

◎これまでのテーマ(一部リンクがあります)
2002年 NPOの社会的ポジションの確立

2004年 問われる市民セクターの価値~変革に向けた自覚と行動~

2006年 市民セクターの本質を問い、未来を語る~民間・変革・連帯のありようとは~

2008年 くらしに向き合う市民セクターのチカラ~こだわり・つながり・創りだす~

2010年 今こそ発揮!意志ある行動

2012年 ”動く”を究める

2014年 セクターを超えた、主体的参加と有機的連携

2016年 問われる民間の力~地域と国際の視点から考えるこれからの社会

2018年 市民社会の広がりと新たな挑戦

2021年 変容する社会と市民活動の広がり

NPOと行政の対話フォーラム

地域の課題解決や活性化に向けての取り組みにはNPOと行政との協働が欠かせません。「NPOと行政の対話フォーラム」は、行政職員とNPO関係者がさまざまなテーマについて平場で議論できる場として毎年7月頃に神奈川県横浜市で開催しています。取り上げるテーマの先進事例を持つ自治体の首長を招いて話を聞くほか、分科会での比較的小規模での議論の場も持ちます。
近年は、「新しい公共」「マルチステークホルダー・プロセス」「地方創生」などをテーマとして取り上げました。下記から企画内容や報告がご覧いただけます。

自治体職員のためのNPO講座

初任者~中堅者の自治体のNPOや市民活動の担当課の職員を対象に、NPO 支援や協働推進に必要な知識を習得する講座として毎年7月頃に神奈川県横浜市で開催しています。同じ業務を行う他の自治体職員同士のネットワークも図ります。「NPOと行政の対話フォーラム」と同時開催する年もあります。下記から企画内容や報告がご覧いただけます。

企業の社会貢献担当者向けセミナー

一般社団法人経団連事業サービスとNPO/NGOを支援する団体との共催によって、連続講座として開催しています。企業の社会貢献活動の意義と役割、NPO/NGOとの協働のあり方などについて企業担当者が理解を深める場としています。

NPOのための広報力アッププロジェクト「伝えるコツ」

「伝えるコツ」はNPOのコミュニケーション力の向上をめざし、電通の社会貢献活動の一環として、NPOとともに取り組んでいるプロジェクトで2004年に開始しました。
企画運営は電通のクリエーティブスタッフとNPOのメンバーからなる「NPO広報力向上委員会」が行い、オリジナルのテキストをつくって、全国でセミナーを開催しています。これまでに100回以上開催し4500名近い参加をいただいています。
日本NPOセンターはプロジェクト開始以来、事務局を務めています。詳細は特設ページとFacebookページをご覧ください。

NPO支援センタースタッフ研修

◎初任者研修
NPO支援センター着任2年未満のスタッフを対象とし、NPO支援センターに関する基本的な理解を得るとともに、スタッフ同士のネットワーキングを進めることを目的に開催しています。

◎中堅者研修
NPO支援センタースタッフが、相互に交流を深めあいながら幅広い視野を持ち、激しく動く社会状況を再認識しあい、切磋琢磨して、新しいNPO の時代の地域のリーダーとして育つことを目的に、概ね着任3年~7年ほどの各地のNPO支援センタースタッフなどを対象として行っています。

組織基盤強化プログラム

パナソニック株式会社が実施している「Panasonic NPOサポートファンド」事業の一部として実施しているプログラムです。

1. NPO/NGOの組織基盤強化のためのワークショップ
組織基盤の重要性を様々な分野で活躍する NPO/NGOに啓発することを目的として行うワークショップで、開催に当たっては、ワークショップの運営を開催地のNPO支援センターとパナソニック、日本NPOセンターが協働で行うことで3者間におけるパートナーシップの土壌づくりも行っています。

2. NPO「支援力」応援プログラム
地域のNPO支援センターのメンバーがNPOの組織基盤強化を支援するために必要な「知識」と「技術」を体系的に学ぶプログラムです。