市民参加で「生き物が住みやすい環境づくり」(SAVEJAPANプロジェクト)

損害保険ジャパン株式会社と日本NPOセンターは、2011年から「SAVEJAPANプロジェクト」を通して、地域住民が生物多様性保全に取り組むきっかけづくりに取り組んできました。

地球環境の変化により、生き物の生息環境が急激に悪化し、世界的にも生物多様性の損失は、気候変動、汚染と共に地球三大危機と認識されています。日本では、2024年4月11日、生物多様性増進活動促進法案が国会で可決されるなど、民間主体の生物多様性保全の取り組みにも大きな期待が寄せられています。

本プロジェクトでは、Eco-DRR(生態系を活用した防災・減災)や、Eco-DRRの普及が期待できるOECM(保護区以外の生物多様性に資する地域)の促進に寄与する取り組みの支援もしていきます。

連携企業

  • 損害保険ジャパン株式会社

プロジェクト名

SAVEJAPANプロジェクト

取り組み内容

各地域の環境団体と運営支援団体(NPO支援センター)が連携して、市民参加型の生物多様性保全イベントを実施します。2011年度から2023年度まで、1,000回を超えるイベントを実施し、66,000人以上の人が参加しました。

※寄付の仕組み 保険契約書等を「紙」の印刷物ではなく、ホームページ上で閲覧できる「Web約款」という仕組みがあります。損保ジャパンのお客さまが保険契約時、「Web証券」や「Web約款」を選択いただくことにより、地域貢献プロジェクトの取り組みへ損保ジャパンが寄付を行います。

企業担当者コメント

「SAVE JAPAN プロジェクト」は2011年に開始した生物多様性保全プロジェクトです。
当社において保険約款のWeb化が始まり、印刷費や郵送費などの削減コストを原資に、環境問題の解決に寄与することはできないかと考えたことのがきっかけです。
それからおよそ12年 。300種を超える希少種の保全に、6万6000人を超える市民が参加する大規模な生物多様性保全活動となっています。ひとえに企画段階から伴走し、共に作り上げてくださる日本NPOセンターおよび各地のNPO支援組織の皆さまのおかげでもあります。
引き続きステークホルダーの皆様と「協働」し、企業・NPO・市民などが持つ多様な強みを活かし、パートナーシップを大切にしながら取り組んで行きたいと思います。

損害保険ジャパン株式会社 カルチャー変革推進部 サステナビリティ推進グループ 平林篤子さん