シングルマザーと若者のファイナンシャル・ヘルス(お金に対する健康度)に関する調査

 

日本NPOセンターでは、JPMorgan Chase財団の助成を受けて、経済的に困難なシングルマザーと若者を対象にしたファイナンシャル・ヘルス(※)の概念普及と取り組みの強化に向けた調査活動を行いました。

経済的に困難なシングルマザーと若者に対しては、国や地方自治体が相談や情報提供、生活支援、就労支援などを実施しており、NPOなどによる民間支援も行われていますが、十分とはいえない状況です。そこで本調査では、特に低所得のシングルマザーと若者に焦点を当てて、彼らを取り巻くファイナンシャル・ヘルスに関する現状と課題を把握するとともに、それを解決するためにはどのような施策や社会貢献プログラムが有効であるかを検討し、政策提言やプログラム提案しました。提案については、既存の支援施策について実効性のある運用を図るとともに、使いやすくするための改正や現状に即した新たな支援施策も検討すべきとしました。

※ファイナンシャル・ヘルスとは、本人の収入だけでなく支出との関連、貯蓄・負債というストック情報を含めた家計の状況、家計管理能力、金融サービスの利用などを総合的に捉える必要性があるとの認識のもとに、個人のお金の収支が均衡していることや、多少の収入の上下に耐えられること、金融を理解し使いこなせるなど、「お金に対する健康度」としての意味で使用しています。

 

以下のファイルはすべてPDFとなります。

報告書

(日本語)低所得のシングルマザーと若者のファイナンシャル・ヘルスに関する調査報告書

 

 

(English)Research Report on Financial Health among Low-Income Single Mothers and Youth

 

 

 

 

 

 

 

オンラインフォーラム

7月27日(月)13:30~15:30
シングルマザーと若者のファイナンシャル・ヘルスの実態~新型コロナ後の支援のあり方を考える

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