アドボカシーを学ぼう!
ともしび・NPOスクール【政策の提言編】
政策提言は、社会の課題を解決し、より良い未来を築くための強力な手段のひとつです。ロビイングやアドボカシーなどを通じて、私たちの声を政策決定者に届け、実際の変化をもたらすことができます。
本編では、草の根型で行う政策提言の大切なポイントや、地域の施策や活動に活用するためのノウハウを学びます。実践者から直接学ぶことで、政策提言やロビイング、アドボカシーに関する基礎的な考え方と具体的な方法を身につけましょう。
協力:アドボカシー情報交換会
日 時
2026年2月 全3回
第1回:2026年2月5日(木)13:30~15:30
第2回:2026年2月12日(木)13:30~15:30
第3回:2026年2月19日(木)13:30~15:30
内 容
※予定。開会後から閉会前までの時間は目安です。
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【第1回に向けた事前課題】
「なぜともしびの政策の提言編に参加しようと思ったか?」
※第1回グループワークで発表してもらいます
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第1回 講義:2026年2月5日(木)13:30~15:30
「アドボカシー、ロビイングで草の根から社会を変える」
13:30 開会、事務局から趣旨・ねらい・モデレーター紹介
13:40 グループトーク(自己紹介、宿題共有)
14:00 講義「アドボカシー、ロビイングとは」
特定非営利活動法人 セイエン 関口 宏聡さん
14:40 トークセッション
・事例共有:全国のフードバンク推進活動におけるロビイングとは
・アドボカシー、ロビイングの違いとは?
・質疑応答
登壇者:一般社団法人全国フードバンク推進協議会 米山 廣明さん
特定非営利活動法人セイエン 関口 宏聡さん
聞き手:認定特定非営利活動法人茨城NPOセンター・コモンズ 大野 覚さん
15:25 事前課題案内、事務局から案内(事務連絡など)
15:30 閉会
【第2回に向けた事前課題】
「県・市の議員への質問を考える」
※第2回グループワークで発表してもらいます
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第2回 対話:2026年2月12日(木)13:30~15:30
「県・市の議員と対話する」
13:30 開会、事務局から趣旨・ねらい・期待することの説明
13:35 トークセッション「県・市の議員と対話する」
登壇者:一般社団法人Burano/茨城県議会議員 秋山 政明 さん 他調整中
聞き手:認定特定非営利活動法人 茨城NPOセンター・コモンズ 大野 覚さん
15:15 全体で学びの共有(最後に一言)
15:25 事務連絡
15:30 閉会
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【第3回に向けた事前課題】
「政策提言したいことを持ち寄ろう」
※第3回グループワークで発表してもらいます
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第3回 事例:2026年2月19日(木)13:30~15:30
「政策提言の成功事例から学ぶ」
13:30 開会、事務局から趣旨・ねらい・期待することの説明
13:35 事例①「人口2万5千人の大町市のパブリックコメントを通じた参画・政策提言」
14:15 質疑応答
14:30 事例②(調整中)
15:10 質疑応答
15:25 事務連絡、次回の案内
15:30 閉会
モデレーター

大野 覚(おおの さとし)さん
認定特定非営利活動法人 茨城NPOセンター・コモンズ 常務理事・事務局長
ニューヨーク市立大学大学院バルーク校行政学修士NPO運営コースを2008年に修了。同大学環境プログラム研究職に1年従事した後、2009年よりコモンズにて活動。市民活動の相談対応や講座開催、行政の協働推進施策支援、企業のCSR活動支援、ESDおよびSDGs推進、いばらき未来基金や子ども食堂サポートセンターいばらき、NPO法人会計基準協議会の事務局も担当。
非営利法人の設立、助成金申請、自主財源拡充、NPO法人会計、労務管理、広報、ファシリテーション、組織ガバナンス、行政や企業などとの協働、子ども食堂などに関する研修講師も務める。
フードバンク茨城理事長、日本NPOセンター理事など、各種団体の役員、行政の委員会委員を兼務。
事例紹介団体

関口 宏聡(せきぐち ひろあき)さん
特定非営利活動法人 セイエン 代表理事/一般社団法人 災害協働サポート東京(CS東京)監事/特定非営利活動法人 日本NPOセンター 評議員
1984年生まれ、千葉県佐倉市出身。東京学芸大学教育学部環境教育専攻卒。2007年からシーズ・市民活動を支える制度をつくる会に勤務し、NPO法制度改正や寄付税制拡充、中小企業支援施策のNPO法人への適用、新型コロナ支援等のロビイングに従事。これまで現場の NPO からの数千件近いさまざまな相談(NPO法人設立・運営・解散・認定取得等)対応や助成金審査等も担当。フードバンク推進やケアラー支援、災害救助法改正等のアドボカシー活動支援にも取り組んでいる。2021年11月から現セイエンに事業承継して活動中。新宿区協働支援会議委員、白井市市民活動推進委員会委員長、内閣府小さな拠点・地域運営組織の形成推進に関する有識者懇談会委員など。趣味は家庭菜園、推しはジャガイモ。

米山 廣明(よねやま ひろあき)さん
一般社団法人 全国フードバンク推進協議会 代表理事
山梨県南アルプス市出身。愛媛大学理学部卒、2008年のフードバンク山梨設立時よりフードバンク活動に携わる。2015年11月の全国フードバンク推進協議会設立時より事務局長、2022年1月より現職。フードバンク団体の立ち上げ支援や育成、アドボカシー活動に対する助言、また中央省庁や国会議員に対する政策提言活動にも取り組む。消費者庁「食品ロス削減推進会議」委員、特定非営利活動法人市民アドボカシー連盟 理事、認定特定非営利活動法人日本NPOセンター理事も務める。

小林 芽里(こばやし めり)さん
特定非営利活動法人 ぐるったネットワーク大町/
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター 理事
学生時代に自然保護やまちづくりの活動で、市や県へのロビーイング、議会傍聴、直接請求、自然の権利訴訟など、議会・制度へのアプローチを実地で学ぶ。青年海外協力隊で南米生活を経て、2002~2019年まで浜松NPOネットワークセンター事務局長。多文化なルーツの子ども・若者の進路保障の提言を全国の団体と協力してまとめたり、「議員と語るNPO円卓会議」を開催したり、アドボカシーに関わってきた。2021年より長野県に移住。ぐるったネットワーク大町の事業を担当しつつ、地域の人たちがコミュニティデザインに関わるしくみを試行中。

秋山 政明(あきやま まさあき)さん
一般社団法人 Burano 理事/茨城県議員
1984年茨城県古賀市生まれ。米国州立サウスアラバマ大学ビジネス学部マーケティング学科を卒業。(株)リクルートにて進学事業部に所属し、100校をこえる大学・短大・専門学校へのコンサルティング営業に従事。2015年古河市議会議員選挙にて2位当選。子育て、教育、福祉、行政組織改革分野を中心に政策提言を行う。2016年に生まれた第二子が先天性ミオパチーという難病で24時間呼吸器が必要になったことから、子どもたちの居場所、障害児の母親の就労、障害がある子のきょうだいのサポートを目的としたプロジェクト「Burano」(現在の一般社団法人Buruno)を立ち上げる。2022年から、Buranoを経営しつつ全国団体の事務局として厚生労働省・こども家庭庁に政策提言を行う活動も行っている。2024年12月に茨城県議会議員古河市選挙区の補欠選挙に当選。無所属。
形 式
オンライン(zoom)
【講座のアーカイブ配信・資料について】
ともしび・NPOスクールは、録画された講座を好きな時間や場所で繰り返し視聴できるオンデマンド学習に対応しています。講座終了後、録画視聴および資料をインターネットでご覧いただけます。スクールの参加者限定で、共有期間は2025年度内です。
当日リアルタイムでの参加をおすすめしますが、復習や欠席の際にご活用ください。ただし、講義や話題提供の内容、分科会、対面形式の際など一部の共有ができない場合もあります。
対 象
地域や社会に向き合い、今後の団体や活動について考えたい人ならびに団体
- 活動分野や地域を超えて切磋琢磨する仲間が欲しい人
- 活動優先で、じっくり考える機会が十分になかった人
- 取り組みたいと思ってもどのようにすれば良いか分からない人
- スタッフやメンバーの研修機会を定期的に得たいNPOや市民活動団体
※特定非営利活動法人に限らず、法人格の有無や種類は問いません。
政策提言について学び合い考えたい行政職員、議員、研究者など
定 員
50名程度
※原則として先着順で受付し、定員となり次第で締め切ります。
※より研修成果を高めるため、団体内で複数人の参加をおすすめします。
参加形態と参加費
【テーマ別参加】
12,000円(税込み)(1テーマ各3回)
本テーマのみ参加いただく形態です。
【年間スクール参加】
22,000円(税込み)全テーマ参加可能(6テーマ各3回、全18回)
6テーマ全18回の「学びの場」をテーマ別参加費+10,000円で無制限に受講いただけます。過去の「学びの場」もアーカイブ視聴いただけます。2テーマ以上受講する方はこちらをお選びください。継続した学びとつながりを通して、次の一歩を踏み出しませんか? 1回あたりの参加費用は1,200円ほどとなります。ぜひ年間参加をご検討ください。
【団体スクール参加】
66,000円(税込み)全テーマ参加可能(6テーマ各3回、全18回)・各回3名まで
6テーマ全18回の「学びの場」を、各回3名まで受講いただけます。回ごとに団体内の違うメンバーの参加も可能で、「学びの場」のアーカイブ配信・資料は団体内で共有いただけます。リアルタイムでの参加は各回3人までご参加いただけ、スタッフやメンバーの研修機会を定期的に得たい場合は団体参加がおすすめです。
※団体スクール参加は、日本NPOセンター団体会員限定です。

申込み
専用ページからの申込み、事前支払い(クレジット・銀行振り込み)
※キャンセルに係る手数料はご負担いただく場合があります。
※お申込みの際にいただく個人情報は、当センター個人情報保護方針(https://www.jnpoc.ne.jp/?page_id=105)に基づいて適正に管理し、以下の用途で保管・使用します。日本NPOセンターは本セミナーの登壇者に、本研修を実施する目的の範囲で必要な申込者の個人情報を共有します。
- 本セミナー実施のために日本NPOセンター、その他本セミナーの実施に従事する関係者に共有する名簿の作成(記載項目:団体名・申込者名)
- 日本NPOセンターからの本セミナーに関するご案内
- 今後、日本NPOセンターが行う同種のセミナー等に関する各種ご案内等、日本NPOセンターからのお知らせ
主 催
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協 力
アドボカシー情報交換会
お問い合わせ
特定非営利活動法人日本NPOセンター ともしび事務局
TEL: 03-3510-0855
問い合わせフォーム:https://www.jnpoc.ne.jp/tomocivi2025/contact/