7/24 NPOと行政の対話フォーラム【実践編】
~NPOとともに考える地方創生~のご案内

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参加ご希望の方は直接会場にお越しください。

NPOと行政の対話フォーラム2015~NPOとともに考える地方創生~

【実践編】 [7/23開催の【基礎編】はこちら]
少子高齢化の波はとどまることなく広がり、地方部での人口減少と都市部への人口集中はもはや避けられない状況になっています。過疎高齢化が進むことで文化の伝承や住民同士のたすけあいの維持を困難にし、地域でのくらしを脅かしています。
昨年度、「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」が閣議決定され、「2060年に1億人程度の人口を確保」することをめざして、「地方創生」に国を挙げて取り組む方向性が示されました。また、2019年度までの5か年で地方における「しごと」と「ひと」の好循環を作り出すための総合戦略が策定されています。
これまでも各地域で創意工夫がなされてきましたが、地域の課題を解決していくことは容易ではありません。眠っている地域内の資源を再発見し、新たな地域のあり方を描いていくために、多様な主体との対話を通してこれまでの取り組みをさらに一歩進めていくことが求められています。
今回のNPOと行政の対話フォーラムでは、NPOと行政の協働によって地域が活性化している取り組みから学び、今後の地域のあり方と、そのためのNPOと行政の役割について検討をします。地域の資源にこだわり、参加を引き出し、地域を活性化していくためにはどうするべきか、対話を通じて考えます。

■ 日時 2015年7月24日(金)10:00~17:00
■ 会場 かながわ県民センター
横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 ※JR横浜駅きた西口から徒歩5分)
■ 対象 行政職員、NPO支援組織関係者、NPOや地域活動に関わっている方
■ 定員 200名 (先着順。定員になり次第、締め切ります。)
■ 参加費 6,000円 (日本NPOセンター正会員:4,000円)
7月23日(木)に開催する【基礎編】と合わせてのご参加の場合は
両日で 10,000円(日本NPOセンター正会員は7,000円)
※参加費は資料代等。参加費に昼食代は含まれません。
※団体正会員の会員価格適用は3名様まで。
■ 主催 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
■ 協力 かながわ県民活動サポートセンター
■ お申込み お申込みページから必要事項をご登録ください。
参加費の支払方法等は参加決定通知とともに送付いたします。
■ プログラム 10:00~11:10 基調対談
11:30~15:45 分科会(内12:30~13:30は昼食休憩)
15:45~17:00 クロージング
7月23日(木)開催の【基礎編】はこちら

10:10~11:10 基調対談

協働を通して考える地方創生

市民参加やNPOとの協働を意識して、地域づくりを推進されている自治体のリーダーより、地域の将来像をどう描いておられるかについて伺い、地方創生を考える上で不可欠な、地域の力を活かした活性化策について議論を深めます。議論を通して、市民参加と多様な主体による協働を軸とした、これからの地域のありようと、そのためのNPOと行政の役割について考えます。

■ 登壇者
  • 河井 規子 さん
河井 規子さん [木津川市長]
京都府立木津高等学校卒業。3児の母。和裁学校講師、会社員を経て1991年から2004年まで木津町議会議員(4期)。2004年9月、木津町長に就任。2005年4月、木津町・加茂町・山城町合併協議会会長に就任し、木津川市発足に尽力。2007年4月、初代木津川市長に就任。2011年4月、木津川市長2期目無投票当選。2015年4月、木津川市長3期目当選、現在に至る。
  • 萩原 なつ子
萩原 なつ子 [認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター副代表理事]
お茶の水女子大学大学院修了(学術博士)。(財)トヨタ財団アソシエイト・プログラム・オフィサー、東横学園女子短期大学助教授、宮城県環境生活部次長、武蔵工業大学環境情報学部助教授を経て、2006年4月より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科准教授、2008年より教授。2004年7月より特定非営利活動法人日本NPOセンター常務理事を経て、2012年より特定非営利活動法人日本NPOセンター副代表理事。

11:30~15:30 分科会

分科会1
【ひとづくり】「地域の人の湧き出る思いをいかに活かすか」

人口減少により過疎化が加速した地域を活性化するために、地域づくりを支える担い手をいかに増やすかは多くの地域で課題となっています。この分科会では、地域の人たちが持つ「街に貢献したい」という思いを可視化し、つなげ、継続していくための「出番」づくりの仕掛けと仕組みを、iターン留学の推進や”小さく起業する人“を生み出す事例を通して考えます。

■登壇者

  • 阿部 巧さん
    [公益社団法人 中越防災安全推進機構ムラビト・デザインセンター センター長]          (新潟県長岡市)
  • 井東 敬子さん
    [鶴岡ナリワイプロジェクト チームリーダー](山形県鶴岡市)

■聞き手

  • 新田 英理子
    [認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター事務局長]

■論点

  • “担い手の発掘→出番→定着”という好循環をつくる仕組み
  • 主体的に行動することのできるひとづくり
  • NPOや行政、地域社会がこの仕組みを支え、推進するために必要なこと

分科会2
【しごとづくり】「地域にある資源を生かした仕事をいかにつくるか」

持続可能な地域づくりにおいて、地域でのしごとづくりは不可欠です。資源がない、人がいない、と思われている地域において、様々な資源を有効に活かしてしごとをつくり出すために、NPOや行政をはじめとする地域の主体がどのように連携すればよいのか、自伐型林業を推進している事例や子どもの一時預かり事業の事例を通して考えます。

■登壇者

  • 上垣 喜寛さん
    [特定非営利活動法人 持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会  事務局長](東京都新宿区)
  • 若菜 多摩英さん
    [特定非営利活動法人母と子の虹の架け橋 理事長](岩手県花巻市)

■聞き手

  • 田尻 佳史
    [認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター常務理事]

■論点

  • 地域資源の(再)発見・再定義をいかにすすめるか
  • 地域の資源を活用した「しごとづくり」とは

分科会3
【まちづくり】「地域の人が気付かない地域の魅力=資源をいかに見つけるか」

「ひとづくり」と「しごとづくり」の好循環を支える仕組みがないと、「まちづくり」にはつながりません。地域にある様々な資源を再発見・再定義し、それらをつなぎながら、新たなまちづくりに挑戦する動きもでています。この分科会では、コミュニティカフェや漁港を活用した事例を紹介しながら、NPOや行政、地域の様々な主体がどのように関われば地域の魅力を活かした「まちづくり」ができるのかについて考えます。

■登壇者

  • 米田 佐知子さん
    [子どもの未来サポートオフィス代表/横浜コミュニティカフェネットワーク世話人](神奈川県横浜市)
  • 石井 晴夫さん
    [公益社団法人 大磯町観光協会 事務局長](神奈川県大磯町)

■聞き手

  • 椎野 修平
    [認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター特別研究員]

■論点

  • 地域資源を活かした「まちづくり」と、そのためのNPOと行政の役割とは
  • どのように関われば地域の魅力を引き出した「まちづくり」ができるのか

15:45~17:00 クロージング

分科会の議論内容を共有し、参加者1人1人が今後どのように豊かで活気のある地域づくりに取り組むかについて考えます。
■進行

  • 吉田 建治
    [認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター企画部門長]

 

=====この件に関する問い合わせ先=====
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター(担当:平川)
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