市民セクター全国会議2010無事終了しました!

2010年11月22日(月)、23日(火)の2日間、250名以上の参加者を得て、市民セクター全国会議2010を無事開催することができました。
今回の大テーマである「今こそ発揮!意志ある行動」に即した、12のプログラムを行いました。

担当者として、何よりありがたくうれしかったのは、参加者の方にも、講師の方にも、実行委員の方にも、ボランティアの方にも、「充実していて楽しかった!」、「こんなにさまざまな人とつながれると思ってなかった。講師の多彩さもさることながら、参加者の皆さんの多彩さにも驚いた」、「元気になった」と、アンケートだけでなく、交流会やクロージングが終わった後にも次々と感想をいただけたことです。

オープニングフォーラムでは、「私たちが描く、市民社会と可能性」をテーマとして、20代~60代の各年代から、市民セクターで活動されている方も直接関係のない立場の方もご登壇いただき、年代も職業もクロスした議論を行いました。またオープニングだけでは時間が短いので、セミナー5に初の試みとしてオープニングの登壇者とともに議論をする「しゃべり場セッション」を作ってみました。
参加された方は、市民セクターの個々の団体の事務局長や代表、またNPO支援組織の事務局長や責任者、企業の社会貢献の担当者や行政のNPO担当者などさまざまで、しかも一過言お持ちの方ばかり。こちらが一方的に何かを情報提供する場ではなく、「会議」にこだわった作りこみをさせていただいたのも、満足度が高かった要因ではないかと勝手に思っております。

22日1日目はセミナーとして、「改革」をテーマに、2日目の分科会は、今、市民セクターを担う皆さんと確認し議論し共有しておきたいテーマを選びました。

ご参加いただいた皆様には、議論に参画いただき、最後にクロージングとして『意志ある行動宣言』をご記入いただいた宣言を共有しました。
分科会からクロージングは歩いて3分のところに会場が代わったので、皆さんお帰りになってしまわれるのではないかと心配したのですが、ほとんどの方がご参加いただき、分科会報告や「意志ある行動宣言」の共有など、市民セクター全国会議特有の高揚感の中で幕を閉じることができました。

報告書は2月に発行予定ですが、後援をいただいた団体の皆様、助成をいただいた東京都共同募金会様、今回ファイザープログラム10周年記念特別協賛をいただいたファイザー株式会社様、そして講師の皆様、実行委員の皆様、スタッフの皆様、そして何より参加していただいた皆様に深く感謝しております。

今こそ、市民セクターはつながり、「意志ある行動」を発揮するべきです。
みなさんといっしょに議論をしながら、ともに描く市民社会に向けて、意志ある行動をしていきたいと考えておりますので、今後一層の日本NPOセンターへのご指導賜れますようよろしくお願いいたします。

日本NPOセンター 企画主任 新田英理子