杜の伝言板ゆるる(宮城県)への助成が決定しました

2011年7月29日に下記団体に対して、現地NPO応援基金の助成を決定しました。

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団体名

特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる 

ウェブサイト

◎団体のウェブサイト http://www.yururu.com
◎被災したNPOの募金サイト http://www.fukkou-miyagi.jp/

助成金額

960,000円

通常の活動

・みやぎのボランティア・市民活動情報誌を月刊で発行(8,000部)。
・みやぎNPOプラザの管理・運営(指定管理者)
・ICT支援NPOネットワーク運営事業(委託事業)
・会計サポーター育成及び派遣事業
・会計・広報・NPOマネジメント等講座開催
・高校生の夏ボラ体験事業
・コミュニティビジネス支援事業

震災対応の事業

1. 被災NPOの復興寄付サイト運営事業
3月11日に発生した地震や大津波で、宮城県の被災地NPOも大きな被害を受けていることが、4月に実施した「被災NPOの訪問調査」で判明した。特に、高齢者施設または障がい者施設を新築後、事業管理者の審査を目前にして被災して事業者登録できない団体や、津波の浸水により施設の流出や全壊あるいは半壊した団体が多数あることが明らかとなった。

そこで、被災して負債を抱えて資金を集める手立てがないなど、事業再開に向け資金調達に困っているNPOを一括掲載した寄付応援サイト「復興みやぎ」を立ち上げ、それぞれのNPOへの直接寄付を全国に呼び掛ける。

(1)被災NPO復興支援募金サイト「復興みやぎ」の構築、(2)掲載NPOの徹底ヒアリング、(3)掲載NPOの情報公開資料作成、(4)カード募金システム構築、(5)英訳ページ作成、(6)NPOの復興状況把握及び情報更新

2. 地域の復興活動の情報発信事業
当法人の情報誌「月刊杜の伝言板ゆるる」の紙媒体を使い、被災地の災害ボランティアセンターの活動状況や、被災地で復興に向かって活動するNPOの姿を取材し、広く県民及び全国に伝え、“宮城県は復興に向かって歩き出している”という、明るい動きを発信することで、被災地の人々の活動を促し、さらに復興が進んでいくことをめざす。

(1)A4版16頁(発行部数1万部)の5~6ページを特集「復興への道」として、被災地のNPOや災害ボランティアセンターを取材、執筆する。(2)配布先を拡大し、県内、特に被災地に濃く配布するほか、全国のNPO支援センターや関係機関に配布する。(3)取材した日の法人ブログに、応援メッセージとともに書きこむ。(4)発行日に、情報誌をPDFデータに変換し、ホームページやブログで発信する。