いわて連携復興センター(岩手県)への助成が決定しました

2011年7月29日に下記団体に対して、現地NPO応援基金の助成を決定しました。

団体と助成の概要 | 活動レポート

団体名
いわて連携復興センター

ウェブサイト
http://www.ifc.jp/

助成金額
1,740,000円

通常の活動
震災後に設立

震災対応の事業
未曾有の大震災に、行政は緊急支援に追われ、公的サービスの提供力が低下している。一方、全国からNPOやNGOが岩手県に入り、緊急支援の部分で大きな力を発揮して頂いているが、地元の団体や地域との連携は十分と言えず、また、地域住民へのノウハウ移転や、継続的な支援について今後の課題が残る。

いわて連携復興センターは、岩手県内で中間支援を行っている団体を中心に4月28日に発足した。いわて連携復興センターは事業体として、地域コミュニティ、行政、地元市民団体、外部団体、企業の連携を促進し、地域住民が主体となって復興していく手伝いを行うことをミッションとする。

釜石市を初めとする沿岸地域が活動の場となるが、全国からの交通アクセス、インフラ面を考慮し、内陸部である北上市にも事務所を設置し、ここを拠点に全国、全県の連携を図り、これを促進することで、岩手県内のNPOセクターを拡大させ、地域の問題解決力向上へ寄与する。

2011年度の事業方針は以下のとおり。
(1)産業復興支援(釜石商店街、大船渡さんさんの会支援)
(2)コミュニティ支援(集落アセスメントと問題解決の提案)
(3)仮設住宅支援(環境アセスメントの実施、仮設運営会議(仮称)の支援)
(4)行政との協働(岩手県復興ミーティングの開催、北上市復興ステーションへの参画)
(5)外部団体との協働(NGO・NPOとの連携会議)
(6)情報発信(地域情報、助成金情報など)
(7)NPO支援(助成金獲得支援)
(8)企業等との連携