スポーツで人と人とのつながりを
ナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンド(NCIF)は、スポーツを通じた人と人とのつながりをテーマにした助成プログラムです。社会的な困難や生きづらさとともにある当事者が主体となり、スポーツや身体を使うアクティビティを通じて人と人とのつながりを創出したり、今あるつながりへの安心や信頼を深めたりできるよう応援します。
これまでに実施したNCIFのプロジェクトをご紹介します。
2024年度に実施した7プロジェクト








Re:スポーツ倶楽部 特定非営利活動法人あそびとまなび研究所 ハンディキャップの有無や年齢を問わず、誰もが参加しやすい運動を地域のみんなで楽しみました。「むかしあそび」や運動会などを通じて多世代交流や新しい仲間との出会いが育まれ、「つぎはこうしよう!」という新しいアイデアもたくさん生まれました。 |
こどもホスピス芸術学校 認定特定非営利活動法人あっちこっち ホスピスの子ども達が、アーティストと一緒にダンスや音楽、美術などの芸術を楽しみました。子ども達は何度も演奏を聴くうちに自ら進んで演奏してみるなど、身体を動かしながら芸術に触れる喜びを家族や仲間と分かち合うことができました。 |
シングルマザーの心身のケアとピアサポートを実現するマインドフルネス&ランニングクラブ 特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド 多忙なシングルマザーがオンラインでつながり、気軽に取り組めるストレッチや瞑想、ランニングにチャレンジしました。お互いに励まし合いながらセルフケアとランニングの習慣を継続し、桜の季節にはリアルのランイベントを親子で楽しみました。 |
SLEと筋肉ワークアウト:未来へ繋がる、輝く私 特定非営利活動法人膠原病・リウマチ・血管炎サポートネットワーク 医師や理学療法士などの協力の下、リウマチ性疾患がある患者さん向けに筋肉トレーニング動画を制作し、広く公開しました。患者さんから「自分のペースで何度でもできる」「身体を動かして気持ちが晴れた」というたくさんの喜びの声が寄せられました。 |
障害の有無に関わらず誰もが車いすスポーツを楽しめる&地域に根付くスポーツクラブへ! 一般社団法人Knocku 障害の有無にかかわらず、子ども・若者達が車いすスポーツの練習に参加し、地域の多様な仲間との交流を深めました。練習を重ねるうちに「チームのことがより好きになった」という声が聞かれ、大会の準備にも積極的に取り組むなど自主性も育まれました。 |
長期療養中のこどもを対象とした病院・コミュニティスポーツ事業 認定特定非営利活動法人Being ALIVE Japan 入院中や退院後の子ども達が定期的にスポーツ活動やイベントに参加し、子ども達やきょうだい、家族同士のつながりを深めました。長期の治療生活を支え合う仲間とともにスポーツを楽しみ、体力だけでなく自己肯定感も育まれました。 |
チャレンジスポーツ!・チャレンジテニス! 2024-25 特定非営利活動法人BLACKSOX 障がいがある子ども達が、テニスやかけっこ、風船バレーなど様々なスポーツと出会い、仲間やサポーターとともに定期的に活動を楽しみました。「楽しい」「できた」「もっとやりたい」という気持ちが育まれ、どんどん挑戦していく姿が見られました。 |
2025年度に実施中のプロジェクト
自立援助ホームで生活している青年達にさまざまな体験を 社会福祉法人子供の家 自立援助ホームあすなろ荘 |
発達障害児の“楽しく運動して実行力をアップ!”プロジェクト 特定非営利活動法人こどもの木 |
こどみらチャレンジ2025 一般社団法人子供プラス未来 |
ネガティブな感情を前進の力に変えるフットサル部 特定非営利活動法人サンカクシャ |
シングルマザーの心身のケアとピアサポートを実現するマインドフルネス&ランニングクラブ 特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド |
ブレストアウェアネス・ウィーク ~リンパトーンYOGA体験~ 特定非営利活動法人スマイルボディネットワーク |
聴覚障害児のサッカー教室・サッカー交流 特定非営利活動法人聴覚障害教育支援大塚クラブ |
アーバンスポーツで広げる可能性 特定非営利活動法人新座子育てネットワーク |
チャレンジスポーツ!・チャレンジテニス! 2025-26 特定非営利活動法人BLACKSOX |
身体を動かそうTDR! 特定非営利活動法人ペピータ |
小学校高学年の女子の運動体験の充実を目指した「スポーツゆうえんち」 特定非営利活動法人総合型地域スポーツクラブ松田ゆいスポーツクラブ |
みんレモ夜のラジオ体操部 特別編!「夜ラジにおいでよ!」 一般社団法人みんなのレモネードの会 |
ナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンドとは
ナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンド(NCIF)は、地域住民や子どもたちが活発でアクティブな毎日を送れるよう、地域コミュニティ団体や草の根団体をサポートします。
ナイキはスポーツには世界を前進させる力があると考え、次世代の子どもたちの平等でより良い未来を目指して、遊びやスポーツを通じて彼らの潜在能力を最大限に引き出すことに注力します。
NCIFは、非営利団体や地域コミュニティ団体からの直接応募に基づいて実施されるナイキの唯一の助成プログラムです。米国、カナダ、ヨーロッパ、そして日本においてコミュニティ団体の活動を後押しするとともに、ナイキの従業員を助成審査プロセスに巻き込むことにより従業員が学び、エンパワーされる機会も与えることを目的とします。ナイキの店舗、本社、配送センターで勤務する従業員の地域の知見を活かし、その地域に根付いたコミュニティ貢献を行うために、従業員は特別な研修を受け、助成先団体を決定します。
従業員がリードするこのユニークな草の根アプローチのプログラムは、2009年にナイキのグローバル本社である米国で開始してから、約1500件、1500万ドル以上の助成金を世界15カ国で実施し、約2800人の従業員が参加しています。2023年には包括的な草の根アプローチを用い、170万ドルの助成金を通じて180以上の地域コミュニティ団体を支援しました。
日本における本助成事業は2025年が4年目となり、ナイキジャパンが日本NPOセンターの協力で実施します。
ナイキ (ソーシャル・コミュニティ・インパクト チーム)
ナイキは全ての子どもたちがスポーツや遊びに参加し、自分たちの最大限の可能性を引き出すため、活動的でインクルーシブな世界の実現をビジョンとして「Future of Youth Sport」を掲げています。
地域団体、アスリート、専門家、従業員とともに、私たちは現状の打破に取り組み、すべての子どもたちのスポーツへのアクセスと経験を向上する取り組みを行っています。
私たちは、子どもたちのスポーツや遊びのアクセスを阻む社会的障壁を打破し、特に女の子のスポーツ参加を向上するための質の高いコーチングを推進しています。
すべての子どもたちが自分らしく活発に過ごせる場所があることが、公平でより良い社会に繋がっていくと信じています。
https://about.nike.com/en/impact/focus-areas/empowering-communities
・2025年度NCIF募集ページ(募集終了) https://www.jnpoc.ne.jp/2400/news20250109/
・2022年度に実施したNCIFプロジェクトの紹介 https://www.jnpoc.ne.jp/2400/28510/
・2023年度に実施したNCIFプロジェクトの紹介 https://www.jnpoc.ne.jp/2400/news20250109_2/
お問合せ
日本NPOセンター(担当:土屋、清水)
100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
TEL: 03-3510-0855 MAIL:ncif※jnpoc.ne.jp ※を@に換えてご送信ください