「新型コロナウイルス」NPO支援組織社会連帯(CIS)設立について

新型コロナウイルスの影響が拡大する中、NPOへも大きな影響が出ています。

各地のNPO支援センターが調査した結果からは、8割のNPOが「新型コロナウイルスによって現在影響が出ている」と答えています。

今後、経済的困窮の加速から複合的な困難を抱える人が増えていくことが予想される中で、NPOが事業の停止や廃止、組織の解散を選択しなくてはならない事態が多発した場合、困難を抱える人を支える NPO が不足し、状況が悪化する事態が懸念されます。

全国には障がい者を支援するNPOが一組織しかない地域もあり、その組織を失うと代わりとなる存在をつくることは困難です。また、福祉だけでなく、文化、スポーツ、教育、まちづくり、離島や山間地の支援など、多様な分野において活発な市民による取り組みが消滅または後退し、連鎖して様々な社会の綻びが生まれていく可能性があります。こうした事態を避けるためにもNPOの事業継続を支援する必要があります。

「新型コロナウイルス」支援組織社会連帯(CIS)は、この困難な状況を乗り切るために、NPO支援センターがそれぞれの取り組みを持ち寄り、情報共有しながら、NPOを支援していくためのプラットフォームです。

共同アクションやキャンペーンを通じて、全国のNPOが一丸となってお互いの活動継続や社会課題の解決を図ることをめざします。

 

CISの取り組み

(1)NPOへの情報提供プロジェクト

(2)相談対応・経営支援プロジェクト

(3)政策提言・実態把握アンケートプロジェクト

呼びかけ人(順不同)

  • 認定特定非営利活動法人 茨城NPOセンター・コモンズ 常務理事・事務局長 大野覚
  • 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター 事務局長 吉田建治
  • 特定非営利活動法人 SEIN コミュティLab所長 宝楽陸寛
  • 公益財団法人 ひょうごコミュニティ財団 代表理事 実吉威
  • 認定特定非営利活動法人 わかやまNPOセンター 副理事長・事務局長 志場久起
  • 特定非営利活動法人 岡山NPOセンター 代表理事 石原達也
  • 特定非営利活動法人 ひろしまNPOセンター 事務局長 松原裕樹

事務局

認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター

〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245号

担当:吉田、三本(問い合わせ

ウェブサイト

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