【終了しました】7/7 会員サロン「住民の参加を促すNPOの役割~「動員参加」にならないために~ 」

地域の防災・減災、孤独・孤立、少子・高齢化など、地域コミュニティが抱える課題が多数あります。

これは、行政施策だけで解決できるものでもなく、地域住民の主体的な参加による「自治」が期待されています。

しかし、「住民参加」となっているものの、実際は「動員参加」によって、維持されているものもあります。

今回の会員サロンは、急速に変化する現在の地域コミュニティの中での住民参加の価値について皆さんと考える場にしたいと思います。

ゲストスピーカーとして、特定非営利活動法人フェリスモンテ事務局長で、日本NPOセンター評議員の隅田耕史さんをお招きします。隅田さんは、地域住民同士の助け合いを推進する「住民参加型在宅福祉サービス」を大阪で展開されています。同時に住民参加型在宅福祉サービス団体全国連絡会の幹事団体としても活躍されています。

当日は、日本NPOセンター事務局次長の上田から話題提供をした上で、対話形式で隅田さんとお話しを進めていきます。隅田さんからは、住民参加型在宅福祉サービスの活動の経緯や現状についてご紹介いただきます。そして、皆さんとの議論を通じて、地域コミュニティにおける住民参加をめぐる問題意識を共有したいと思います。

目的
・地域コミュニティにおける「住民参加」に関する問題意識を共有する
・住民参加型在宅福祉サービスの活動から、「住民参加」についてのヒントを得る

開催概要
【日時】2023年7月7日(金)13:30-15:00 
【開催方法】オンライン開催(Zoom ミーティング)
  *参加者のみなさまと意見交換を行いますので、可能な限りご発言ができる環境で参加ください。
【対象】日本NPOセンターの会員のみなさま
【参加費】無料
【申込方法】以下のフォームからお申し込みください
【主催】特定非営利活動法人 日本NPOセンター  (担当:長瀬)

当日スケジュール(予定)

(1)オープニング
・会員サロンとは/趣旨説明

(2)話題提供と問題提起 (上田英司 日本NPOセンター事務局次長)
・地域コミュニティにおける参加と動員の問題 

(3)隅田耕史さんのお話し(聞き手:上田)
・住民参加型在宅福祉サービスの活動経緯と現状
フェリスモンテの活動紹介
・住民参加の魅力とは

(4)全体ディスカッション
・質疑応答、意見交換や感想共有など

(5)クロージング

登壇者プロフィール

隅田 耕史さん(NPO法人フェリスモンテ理事・事務局長)

1981年大阪生まれ。2006年よりNPO法人フェリスモンテでボランティア、2007年より事務局長。

桃山学院大学 非常勤講師、認定NPO法人日本NPOセンター 評議員、住民参加型在宅福祉サービス団体全国連絡会 副代表幹事、一般社団法人全国食支援活動協力会 理事、宅老所・グループホーム全国ネットワーク 監事、大阪有償ボランティア団体連絡会 代表、大阪宅老所・グループハウス連絡会 共同代表、地域共生ケア生野推進委員会 代表など

NPO法人フェリスモンテ
1999年設立。大阪市旭区・生野区を拠点に、高齢者支援(ヘルパー派遣、ケアプラン、グループハウス、配食、移動サービス等)、障害者支援(ヘルパー派遣、就労困難者支援等)、子育て支援(つどいの広場、こども食堂等)、地域交流(コミュニティカフェ等)、共生型デイサービス、有償ボランティア等実施。

日本NPOセンター会員サロン(※会員の方が対象です)

「会員の参加を活かす組織」をめざし、会員同士が交流し、互いの組織・取り組みを知ってもらうための場として開催しております。
※本サロンは会員限定です。お申込み時に入会いただければこの会から参加できます。
会員制度・入会手続きはこちらをご参照ください。