
日本NPOセンターは、損害保険ジャパン株式会社の支援を受け、一般財団法人児童健全育成推進財団の協力のもと、2022年10月から「つながる防災プロジェクト」を実施しています。
本プロジェクトは、児童館が行う「要配慮者を包摂した防災・減災への取り組み」に助成するもので、要配慮者(高齢者、障害者、難病患者、乳幼児、妊産婦、外国人など災害時に配慮が必要な方)と一緒に行う市民参加型の防災・減災イベントなどの取り組みを支援しています。
この度、2026年2月5日(木)、9日(月)に2024‐2025(第4期)の完了報告会を開催しました。本プロジェクトに参加した児童館の報告を通して、児童館だからこそできる、地域の多様な担い手とのつながり方や、さまざまな要配慮者とのつながり方、地域住民が災害に対する自助・共助を自分事にするためのしくみづくりを、広く共有する機会として実施しました。
■2024‐2025(第4期)の2つのコースと実施児童館

●はじめてコース(12館)
立山町防災児童館複合施設 アカリエ(富山県/立山町)
朝日児童センター(福井県/越前町)
中名田児童館(福井県/小浜市)
宇福寺児童館(愛知県/北名古屋市)
小牧児童館(愛知県/小牧市)
修学院児童館(京都府/京都市左京区)
今熊野児童館(京都府/京都市東山区)
桂徳児童館(京都府/京都市西京区)
住吉児童館(徳島県/藍住町)
徳力児童館(福岡県/北九州市)
まちなと児童センター(沖縄県/浦添市)
宮城っ子児童センター(沖縄県/浦添市)
●ふかめるコース(5館)
八本松児童館(宮城県/仙台市)
川岡東児童館(京都府/京都市左京区)
中筋児童館(兵庫県/宝塚市)
鴨島児童館(徳島県/吉野川市)
森の子児童センター(沖縄県/浦添市)
■はじめてコース報告会
はじめてコース報告会は、4つの児童館によるパネルディスカッションとして実施し、全国の児童館関係者、損保ジャパン関係者から約50名の参加がありました。
日時:2026年2月5日(木)10:30~12:00
形式:オンライン
パネルディスカッション:「つながる防災プロジェクト」を通して感じた『つながり』と児童館が持つ可能性
登壇児童館:住吉児童館(徳島県)/桂徳児童館(京都府)/小牧児童館(愛知県)/朝日児童センター(福井県)


■報告会参加者のアンケート(一部)
- 平時のニーズの理解、仕組みに児童館が加わること、代弁者として存在する価値、様々なパワーワードに児童館の価値を再確認できました。次年度本プロジェクトに参加したいです!(児童館)
- 地域の自治会離れが起きている中、地域コミュニティをつなぐ存在としての児童館の使命感に気づきと感動を覚えました。(損保ジャパン)
- 各地域によって取り組み方や、地域とのつながりは異なると思いますが、児童館としてのあそびや、子どもを中心にした取り組みは同じ児童館として学びになります。「防災」とタイトルに入ると参加が少ない、という意見もありながら、児童館らしく活動できたらと思いました。(児童館)
- 報告HPで過去の取り組みを拝見し、参考にしたりしていましたが、報告会で皆さんのお声を聞く機会が得られて大変有意義な時間となりました。(児童館)
- まだまだできることがたくさんあると感じました。皆さんとつながりながら、防災力を高めていきたいです。(児童館)
- 大変勉強になりました。児童館のガイドライン改正の流れにうまく乗りたいと思いました。(損保ジャパン)
- 取り組みを通じて良かったことだけでなく、良くなかった、難しかったことを知れて勉強になりました。教えてもらったことが次の自分の仕事につながると感じました。(児童館)
- それぞれの児童館さんが地域の方々、様々な団体と「つながり」、その地域の課題に合わせて、工夫して取り組んでいらっしゃる様子がよくわかりました。(損保ジャパン)
■ふかめるコース報告
ふかめるコース報告会は、参加児童館が対面で集まり、取り組みをじっくりと掘り下げました。
日時:2026年2月9日(月)13:00~16:00
形式:ハイブリッド(対面+オンライン)
第一部:第4期ふかめるコース実施児童館の活動報告
登壇児童館:八本松児童館(宮城県)/川岡東児童館(京都府)/森の子児童センター(沖縄県)/中筋児童館(兵庫県)/鴨島児童館(徳島県)
第二部:「ふかめ方」相談室(ワークセッション)
テーマ:「要配慮者を包摂した取り組み」「地域の多様な主体との連携」のふかめかた

■「つながる防災プロジェクト」のこれまでの実績
●3年間の取り組みをまとめたポスター
2022年10月~2025年9月の3年間の取り組みをまとめたポスターを作成しました。






※ポスターは2026年1月14~15日に開催された「第20回全国児童館・児童クラブ大会KOBE」の会場でも展示しました。
●これまでの実績数
(2022年10月~2025年9月)
参加児童館:のべ45館
実施プログラム数:246回
参加者:28,042人
●受賞関係
つながる防災プロジェクトに参加した児童館が以下の各賞を受賞されています。
第29回防災まちづくり大賞 日本防火・防災協会長賞
2022‐2023(第1期)・2024‐2025(第4期)に参加
森の子児童センター(運営:一般社団法人まちづくりうらそえ)
第30回防災まちづくり大賞 消防庁長官賞
2022‐2023(第1期)・2023‐2024(第3期)に参加
燕市児童研修館こどもの森
■今後の展開
現在、2025‐2026(第5期)のプログラムを実施しており、12児童館が参加しています。
これまで実施した取り組みを含め、各児童館の取り組み詳細については、「つながる防災プロジェクト」のウェブサイトに掲載しています。ぜひご覧ください。
つながる防災プロジェクト https://tsunagaru-bousai-pj.net/
■お問い合わせ
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター(担当:千代木)
東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
Tel. 03‐3510‐0855
Mail:tsunagaru-bousai@jnpoc.ne.jp
