(終了しました)3/22「Otemachi Discovery Salon 災害と林業 企業の森が安全であるために」開催のご案内

Otemachi Discovery Salon

企業の社会貢献活動の歴史を振り返りますと、1990年のフィランソロピー元年に始まり、2003年のCSR元年以降、2011年のCSV、2015年の国連SDGsの採択を踏まえた企業活動(事業活動)が変遷を遂げている状況であり、SDGsの採択以降企業の社会貢献活動と称される事例は、本業を生かした活動内容が散見される状況です。

コロナ禍を通じて、人々や企業等の行動様式や生活様式等様々な場面で大きく変容をしている中、「企業の社会貢献活動について」今一度、改めて企業や市民活動団体等に所属する様々な立場の方の参加を得て、その目的や在り方等の本質について、意見交換できる場『Otemachi Discovery Salon』を2ヶ月に1度開催することとなりました。

第1回目の開催概要は下記の通りです。参加の皆さま方と共に考えて参りたいと思います。


■日 時
2021年 3月22日(月)16:00~18:00 ※終了いたしました
(オンライン 15:45~ Zoom入室開始/対面 15:30~ 開場)

■参加形式
オンライン参加(Zoom)と対面参加の併用にて実施いたします

■テーマ

『災害と林業 企業の森が安全であるために』

■会 場
・オンライン参加の方:オンライン会議システムZoomにて実施。
※参加申し込みの方には、開催前日迄にZoomのURLをメールでご案内いたします。

・対面参加の方:日本NPOセンター 大会議室となります。
東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル地下1階 B116
アクセスはこちら

■対 象
今回のテーマ『災害と林業 企業の森が安全であるために』に基づいて「企業の社会貢献活動の目的や在り方等の本質」について今一度改めて考えることにご関心のある企業や市民活動団体等に所属される様々な立場の方々であればどなたでも。

■主 催
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター

■定 員
参加人数につきましては、自由な意見交換の場と考えますので、対面形式で「10名」まで、オンライン形式で「20名」までとさせて頂きます。

■参加費
個人会員、法人会員の方:無料
※1法人の参加者は2名までとさせて頂きます。

それ以外の方:4,000円

参加費は事後支払いとして、後日請求書をご送付(PDFをメール)いたします。
*キャンセル:当日のキャンセルの場合、100%の金額をお支払いいただきます。

テーマ

第1回 災害と林業 企業の森が安全であるために

1990年代に広がりをみせてきた「企業の森づくり活動」は、地球規模の環境問題が顕在化し、CSR活動の広まりや深まり、そしてSDGsの採択を受けての企業の取り組みが、飛躍的な発展を見せている状況といわれています。「企業の森づくり」に関する取り組みに関しては、自社の森を所有する、森林所有者の了承を得て企業名を含んだ森づくりを行う。植樹・育植等の社員・家族対象のボランティア活動の場の提供、地域住民参加型のプログラムの提供を通して地域社会と協働し、交流を促進する等様々な形で活動に取り組んでいます。

また、地球温暖化防止の観点から、間伐材や国産材の利用を通した森林の保護・整備の推進や環境負荷の低減を目指す等の観点から「木づかい」の取り組みを行う等の企業の取り組みも増加しています。森林の持つ「土砂災害の発生を防ぎ、水源を涵養する機能」や「二酸化炭素を固定化する機能」が高く評価される上での「企業の森づくり活動」が拡大する中、昨今の台風や集中豪雨等の自然災害による被害の拡大を考えますと、未然に防ぐ手立ての一つに森林の適切な管理・保全が重要と考えられます。

現行の林業は、国の林業政策である山林所有者と施工者の分離を前提に展開する中、山林所有者や地域の多くが、森林組合や業者に作業を委託する他社依存型の林業となっています。生産性を重視する施業により、木材の収穫ばかりを目指す材の乱獲や大規模な作業道軌道敷設による環境破壊を誘発するケースが増加しており、これらのことが、「土砂災害の発生を防ぐ機能」の衰退を招く要因となり、自然災害の被害の甚大化を招いていると考えられます。こうした林業に対して、限られた森林の経営や管理、施業を山林所有者が自ら行い、その森林から持続的に収入を得ていくという自己責任型の林業、いわゆる「自伐型林業」が、徐々に全国各地に広がりを見せています。「自伐型林業」は、その地形に適合した豪雨でも崩壊しない作業道づくりを行い、良木と悪木を一本ずつ選別し、持続的に良木を育成していく等、土砂災害防止機能を最大限に活用する管理・施業を行っています。「自伐型林業」の管理・施業方式が、「企業の森づくり活動」とリンクしているのか、企業が「自伐型林業」に取り組もうとしているのかは、実態が分かりませんが、今回のテーマを通して、企業の社会貢献活動の目的や在り方の本質について意見交換できればと考えます。

■ゲストスピーカー

中嶋 健造(なかじま けんぞう)さん

特定非営利活動法人 自伐型林業推進協会 代表理事

NPO法人「土佐の森・救援隊」設立に参画し、現在理事長。山の現場で自伐林業に驚き興味を持ち、地域に根ざした脱温暖化・環境共生型林業が自伐林業であることを確信し、「自伐林業+シンプルなバイオマス利用+地域通貨」を組み合わせた「土佐の森方式」を確立させた。平成26年に全国の自伐型林業展開を支援するNPO法人「自伐型林業推進協会」を立ち上げ現職に至る。
自伐型林業で衰退産業化した現行林業を根本から立て直し、森林率7割の日本林業・木材産業で100万人就業を実現させ、『世界をリードする森林大国日本』を目指して活動にまい進している。主な著書に「New自伐型林業のすすめ」「バイオマス材収入から始める副業的自伐林業」(いずれも全国林業改良普及協会)。総務省「地域の元気創造有識者会議」委員など。

■コーディネーター

田尻 佳史(たじり よしふみ)田尻

特定非営利活動法人日本NPOセンター 常務理事

大学卒業後、海外での4年間のボランティア活動を経て、社会福祉法人大阪ボランティア協会に入職。1996年より日本NPOセンターに出向、2003年転籍。事務局長、特任理事を経て2018年より現職。市民活動の基盤整備を推進すべく、NPOと他セクターとの連携のためのコーディネーションを行い、東日本大震災の復興支援事業を含む多くのプログラムの企画立案を手掛ける。2015年富山県黒部市に移住。

■お問合せ

日本NPOセンター

担当:片江、三本
100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
TEL: 03-3510-0855  MAIL:dialogue※jnpoc.ne.jp ※を@に換えてご送信ください。

*お問合せは、恐れ入りますが可能な限りメールでお願いします(新型コロナウイルス対策により、ご不便をおかけします)。