分科会11[評価]
社会活動と評価の関係を考える ~私たちの価値は私たちが決める!~

NPOによる事業の社会的成果の可視化が期待され、一方で企業においても、投資家を意識したCSR・CSV活動の評価が進んでいます。外からの要求にいかに応答するかだけでなく、活動の価値をどう自ら社会に示していくかを考える時が来ているといえます。

ソーシャルワークにおける評価を通した成果の可視化の取り組みを踏まえ、企業における社会貢献活動の評価の潮流とNPOによる成果指標作成の実践事例をもとに、あらゆる社会活動に共通する評価との関係性、評価を通した価値創出について考えます。

[スピーカー]

大島 巌さん(日本社会事業大学教授 / 日本評価学会副会長・上級評価士)

1986年、東京大学大学院修了(保健学博士)。国立精神・神経センター精神保健研究所室長、東京都立大学社会福祉学科助教授、東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野助教授等を経て現職。2012-2017年日本社会事業大学学長、2013-2015年日本社会福祉教育学校連盟会長。現在、日本評価学会副会長・理事、認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ代表理事、日本ソーシャルワーク学会副会長・理事、日本社会福祉学会監事などを務める。主な著書に『マクロ実践ソーシャルワークの新パラダイム:エビデンスに基づく支援環境開発アプローチ』(有斐閣、2016)などがある。

石井 正宏さん(特定非営利活動法人 パノラマ 代表理事)

ひきこもり状態にある若者を支援する東京都のNPO法人で10年間支援を経験し、ひきこもる前の若者たちへの予防的支援に取り組むため、平成21年に株式会社シェアするココロを設立。 課題集中校や教育困難校と呼ばれる高校での中退や進路未決を予防的に支援するためNPO法人パノラマを設立し、有給職業体験プログラム「バイターン」及び校内居場所カフェ事業の運営を行う。 平成25年度内閣府「困難を有する子ども・若者及びその他家族に対する支援の在り方に関する調査研究」企画分析委員。 平成25年度神奈川県立田奈高等学校学校運営委員(在任)。 平成29年度神奈川県立大和東高等学校学校運営委員。 よこはま東部ユースプラザ及び横浜市就職サポートセンターのスーパーバイザーを勤める。 SSW(シンガー・ソングライター)、レコード・コレクター。

伊藤 佐和さん(ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ社会貢献委員会 マネジャー)

2004年、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社に入社。経理財務本部長秘書として10年間勤務し、社会貢献委員会の活動にも従事。2014年7月から専任者として、同委員会のマネジャーに着任。特に女性・子ども・東北復興支援において、非営利団体のプロジェクトをサポートする。また、「買うボラ(東北のNPOなどが提供する商品を買うことで支援する)」や「社内のチームビルディングにもつながるプログラム設計」など、“できる人が、できる時に、できる事を”をモットーに、社員が楽しんで活動に参加できる環境づくりに取り組んでいる。

[コーディネーター]

今田 克司(特定非営利活動法人 日本NPOセンター 副代表理事)

一般財団法人CSOネットワーク代表理事、一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク業務執行理事。日本評価学会認定評価士。1990年代米国で日米NPOセクターの人材交流を推進する日米コミュニティ・エクスチェンジ(JUCEE)を立ち上げ事務局長に就任。帰国後、CSO(Civil Society Organization)連絡会(後にCSOネットワークに改称)設立に加わり事務局長、共同事業責任者。2008年より市民社会の強化を推進するCSOのグローバルな連合体CIVICUS (本部:南アフリカ)事務局次長。2014年より日本NPOセンター常務理事。2018年より現職