分科会13[参加]
市民が課題の当事者になることを再考する

私たちは、具体的な社会の課題を知り、その当事者と出会うことで、自らも「当事者」になっていきます。市民の参加により、課題解決に関わろうとする人が増え、社会の課題を自分事とする人が増えていきます。

この分科会では、様々な生きにくさを抱える当事者と共に試行錯誤する活動をとりあげ、市民が課題の当事者になっていくために必要な考え方・姿勢、アクションを考えます。

[スピーカー]

工藤 瑞穂さん(特定非営利活動法人 soar 代表理事 / ウェブメディア「soar」 編集長)

1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒、青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。地域の課題に楽しく取り組みながらコミュニティを形成していくため、お寺、神社、幼稚園など街にある資源を生かしながら様々なフェスティバルを地域住民とともにつくる。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。2017年1月に「NPO法人soar」を設立。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。

山口 由美子さん(不登校を考える親の会「ほっとケーキ」 代表)

1949年佐賀市生まれ。二男一女の母。2000年に起きた西鉄高速バスジャック事件の被害者の一人。事件後、加害少年が不登校からひきこもりだったことを知り、わが子の不登校の経験もあり、佐賀市内において、不登校・ひきこもりで悩む親の会「ほっとケーキ」や不登校の子どもの居場所「ハッピービバーク」を仲間と共に立ち上げ運営している。
今後の取り組みに生かそうと、2011年から九州大学大学院で子どもの感性について学ぶ。少年刑務所などで講話も続けている。

[コーディネーター]

早瀬 昇(社会福祉法人 大阪ボランティア協会 常務理事 / 特定非営利活動法人 日本NPOセンター 理事)

1955年1月、大阪府生まれ。学生時代に交通遺児問題、地下鉄バリアフリー化問題などに関わる市民活動に参加。77年京都工芸繊維大学・工芸学部(電子工学科)卒業。フランス・ベルギーの福祉施設で研修後、78年社会福祉法人大阪ボランティア協会に就職。91年事務局長就任、2007年より常務理事。96年特定非営利活動法人日本NPOセンター常務理事就任、2012年から2016年まで代表理事をつとめ、2018年より現職。ビートルズをこよなく愛するワイン党。